17世紀にアンリ4世の孫であるルイ・ド・ブルボンによって建てられた貴族の館 Pavillon de vendome(パヴィヨン ドゥ ヴァンドーム)。
エクスの街の中心、少し西寄りにあります。
入り口を入るとすぐ、小さなお庭があります。
そしてその奥には館と小さな庭園が広がっています。
池には鯉らしきものがもやっと見えました。(水面が揺れてよく見えない)
残念ながら芝生に入ってくつろぐことは出来ませんが、周りのベンチでゆっくり時間を過ごすのも気持ちがいいですよ。
12月。
もうすぐ来年。
先月の終わりくらいから、ミラボー通りでマルシェ・ド・ノエルが開かれています。
ホットワインのお店。ここが1番賑わってました。皆さんホットワインで温まってました。
同じブースでブレッツェルの塩味、砂糖、ホットドッグなども売られてました。ブレッツェルはアルザス地方のパン。塩味が売り切れていたのでホットドッグとラルドンを食べました。やけどをするほど熱々でした。
マリオネットや木で作ったおもちゃのお店や
ボンボンのお店も。
ぶら下がっている赤いものはリンゴ飴です。こちらではポムダムールといいます。
色々なんでもありな感じでお店が並んでいます。
ミラボー通りもライトアップ。
簡易遊園地もあり、子供達も嬉しそうに乗り物に乗っていましたよ。
旧市街にあるイタリアンに行きました。
前菜のフリット盛り合わせ
手前はズッキーニ、ポワロー葱などの掻き揚げみたいなもの。奥のはライスコロッケ(ベシャメルとトマト)や丸ごとチーズのコロッケ。結構な食べ応えの前菜。。
シャキュットゥリー(豚肉加工品)盛り合わせ
生パスタのスパゲティアマトリチャ―ナ。茹でるのに20分程かかるそう。
もっちもち。もっちもち。
水牛のモッツアレラとトマトのピッツァ
フランスで美味しいイタリアンのお店を見つけるのは大変ですが、ここはイタリアが認めているお店でした。
本場でイタリアンを食べてみたいな。
最近、朝晩冷え込むようになって来ました。
朝、息が白いこともあります。
日が暮れるのも早くなり、今月末には冬時間が始まります。
秋っぽくなってきたマルシェ。
ハロウィン仕様のような大きな南瓜も。スープやソテーがお勧めとのこと。
根菜もたくさん。
一番手前はベットラヴ。隣は黄色いカブ。その隣の人参と一緒に籠に入っているのは黒い大根です。この大根は外側だけが黒くて、中は白いです。その奥には京人参を小さくしたような人参。そしてパナイスという野菜。一番奥にサツマイモもありますが、日本のものみたいにホクホク甘いものではありません。
きのこも美味しそう。
Place Albertas(プラス・アルベルタス)
17世紀頃、経済界の人たちが住んでいました。(噴水は19世紀)
夏だけでなく、この季節のプロヴァンスが好きで訪れる人も多くいます。
ブッフブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)を作りました。
そろそろ鍋の季節だな。
10月の13日まで、エクスのグラネ美術館とマルセイユのロンシャン宮にあるボザール美術館で、『LE GRAND ATELIER DU MIDI』という、プロヴァンスを描いた芸術家達のエクスポジションが同時開催されています。
エクスは『セザンヌからマティスまで』、マルセイユは『ゴッホからボナールまで』となっています。
エクスのグラネ美術館
印象派からキュビズム、フォビズム、シュールレアリズム等、各部屋に分かれて展示されていました。
荷物を預けるブース(手荷物を持って入れないわけではありません)。パリもそうですが、フランスでは美術館の入り口でちょっとした手荷物検査がありますよ。
チケット売り場はグラネ美術館のあるRue Cardinaleを5分ほど歩いたところにありました。インターネットでも購入できますが、どうも調子がよくないと受付の人が言ってました。
エクスでのチケットをマルセイユで見せると、割引になるそうですよ。(マルセイユのチケットも同様)
セザンヌということで、ミラボー通りにあるカフェ、『Les Deux Garçons 』。
テーブルクロスの掛かってるテーブルは食事の席、掛かって無い席は軽食(サラダやクロックムッシュなど)の席と分かれています。
このカフェで、セザンヌは幼馴染のエミール・ゾラと学校に行く前に2時間談義して過ごしていたそうです。
セザンヌ、ゾラ以外にも多くの著名人が訪れています。