シェーブルチーズの農場

エクスからリュベロン方面に車で20分程のところにあるシェーブル(山羊)チーズの農場に行って来ました。

午後3時から7時まで見学できます。

敷地に入るとすぐにブドウ畑もありました。

こちらの農家ではワインは造らず、ブドウだけ収穫して共同ワイン酒造(?)的なところで造ってもらっているそうです。

建物の中ではガラス越しにチーズの製造の部屋が覗けます。

試食もできます。

左のチーズは造って4日目のもの、下のはその1週間後、右上のは更にその1週間後のものです。

4日目のものはやっぱりフレッシュで爽やか、口の中ではもったりとします。2週間経ったものはまろやかな発酵したコクが出てきて、トロッとクリーミー。それぞれに美味しいです。

もちろん購入もできます。

天井にはオオカミよけのための首輪が飾られていました。奥の大きいのは牛用です。

ふと見ると、入り口横のテーブルが傾いた形をしています。

これは豚肉の塩漬けを造るテーブルだそうです。引き出しの中に塩漬けにしたお肉を入れておくと、傾斜によってお肉から出た水が流れて、側面に開けた穴から落ちる仕組みになっているそうです。(今は使ってない)

側面。小さな穴がありました。

広い敷地内にいる山羊たちは、午後6時に戻ってくるそうです。

6時から、山羊に餌をあげたりして触れ合えるとのことですが、この日は断念しました。

春先には山羊の赤ちゃんも産まれるそうなので、来年、暖かく、日も長くなってからまた来ようと思いました。

敷地内には山羊のほかにも豚やロバ、アヒルや鶏など色々いて、ここに来た子供達は楽しくて帰りたがらなくなるそうですよ。

右のロバは妊婦さん。来年来たら、子ロバもいるかな。